文化事業課について

公益財団法人豊田市文化振興財団文化事業課は、財団の中枢を担う文化のプロデューサー集団として、昭和21年「文化による心の灯火」をかかげて誕生した挙母町文化協会の歴史と心意気を受け継ぎ、常に社会との関係を市民文化の文脈で問い続けています。その活動は市民文化事業と文化団体事業に大別されます。

市民文化事業は、財団が地域の文化振興を図るために政策的に実施する事業で、専門性を活かした時代や社会への参画・貢献など、心豊かな市民文化を啓発する事業であります。

文化団体事業は、豊田文化団体協議会活動、文化情報事業、カウンセリングやアドバイス、多様な市民文化をサポートする事業で、市民文化の活性化に大きな役割が期待されています。その他、生涯学習の推進に向けた取り組みの充実を図ります。

平成24年4月1日

BUSINESS INTRODUCTION

事業紹介

  • おいでんアート体験フェア

    文化芸術を気軽に体験することで、子どもたちの育成と文化の担い手づくり、生涯活躍できる新たな文化活動のきっかけづくりを目的としています。8年間続いた芸能交流大会の代替事業として、会員数3,500人を超える豊田文化団体協議会の発案により平成28年度から始まりました。
    芸能・音楽・美術など、同協議会に加盟する団体がそれぞれの専門分野で講師となり、子どもたち及び市民の皆様を対象としたワークショップや実演等を行います。

  • 農村舞台アートプロジェクト

    農村舞台は愛知県豊田市の北部から東部の神社境内に点在しており、過去には奉納や村祭りの余興行事の歌舞伎などの演芸が上演されていました。その舞台をギャラリーとして「アート」展示を開催、ステージとして「パフォーミングアーツ」を実施するアートプロジェクトです。農村舞台と文化芸術を活かした伝統の再生と、新たな地域文化の創造により地域の活性化を図る事を目的として平成22年度から毎年実施しています。(令和2年はコロナ禍のため中止)

  • とよたこども創造劇場

    演劇の持つ力を活用し、子どもの豊かな心の育成と、本市における未来の地域文化を担う人材を育成することを目的として平成23年度より実施しています。
    公募により集まった市内在学・在住の小学4年生から中学3年生までの子どもが、5月から稽古を重ねて11月にオリジナル演劇公演を上演。作・演出は、劇団あおきりみかん主宰の鹿目由紀氏が担当します。

  • 演劇ファクトリー

    役者および演出家を育成する講座として、舞台芸術の人材を育成し活用することを目的に、平成30年度から始まりました。プログラムディレクター鹿目由紀氏の指導の下、役者コース・演出コース・演出聴講コース(令和5年度~)、の3コースで、年60回程度の活動を行います。前半は、役者コースは、表現力を磨くカリキュラム、音響、照明、制作等を学び、演出コース及び演出聴講コースは、演出に特化したプログラムを鹿目氏から受講。後半は、鹿目氏の指導の下、役者と演出で稽古を行い、2月に修了公演を開催。1年単位の申込みになりますが、3年1クールとして実施しています。

  • 文化団体活動者派遣事業

    音楽・美術・伝統芸能などに携わる人材を派遣し、鑑賞・体験を通して、「感性の育成」「表現力の向上」など次代を担うこどもたちの「生きる力」を育むことを目的として実施しています。年間を通して行っている事業で、市内小中学校を対象に、主に市内で活躍する文化活動者を希望校に講師として派遣し、文化芸術に出会う機会を提供しています。

CONTACT

お問い合わせ

     
文化事業課へご質問等がございましたら、こちらのフォームからお問い合わせください。
内容によっては回答にお時間をいただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。