財団概要
理事長あいさつ
令和4年度は、新たに「第3次公益経営戦略ビジョン(令和4年度~令和8年度)」のスタートの年となります。このビジョンに掲げた多彩な事業を展開するとともに、ウイズコロナ時代の「新しい生活様式」に即した新たな事業や、SDGsを意識した事業の展開にも取り組んでいきます。
市民の皆様、関係団体の皆様には、引続いてのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
設立の経過と概要
1.設立の経過
また、同じく前身である(財)豊田市文教施設協会は、「教育・文化の振興に関する事業及び豊田市から受けた教育文化施設の管理を行うことにより、市民福祉の向上に寄与すること」を目的に昭和55年3月、多数の市民が利用する文教施設を管理運営する類似協会を統合し発足し、生涯学習時代にふさわしい協会運営を推進してきました。
しかし、時代の変遷の中で自動車産業の発展とともに地域社会が成熟化し、市民の文化芸術活動や生涯学習活動への参加意欲の高まりに対応すべく両財団の再構築が求められるようになりました。
こうした背景を踏まえ、市民活動の一層の促進を図り、行政、財団、市民が一体となった市民参加型の新たな財団法人の設立への動きが本格化し、平成11年4月に(財)豊田文化協会と(財)豊田市文教施設協会が合併し、地域の文化芸術・生涯学習をソフト・ハードの両面でリードする組織として(財)豊田市文化振興財団が設立されました。その後、平成15年4月に(財)豊田市青少年活動協会を統合し、青少年健全育成も担うようになりました。
平成23年4月には、より公益性の高い財団として愛知県から認定を受け、公益財団法人豊田市文化振興財団へと移行しました。豊田市における文化及び芸術の振興、青少年の健全な育成及び生涯学習の推進に寄与すべく、全力で取り組んでいきます。
2.概要
豊田市における文化及び芸術の振興、青少年の健全な育成の推進及び生涯学習活動の推進に関する事業を行い、もって創造性豊かで潤いと活力に満ちた市民生活の実現に寄与することを目的とする。
公益目的事業
その他の事業
382,435,000円
2,673,925,000円(令和4年度当初予算:経常費用)
あゆみ
(財)豊田文化協会
- 昭和21年
- 挙母町文化協会誕生
- 昭和22年
- 総合芸術展覧会開催
- 昭和23年
- 文協美術展開催
- 昭和24年
- 雑誌「挙母文化」創刊
- 昭和25年
- 挙母華道協会再発足
- 昭和26年
- 挙母演劇研究会創立
- 昭和27年
- 市制1周年記念総合美術展
- 昭和28年
- 挙母歌留多倶楽部結成 挙母市文化協会再編成
- 昭和29年
- 機関紙「ともしび」創刊
- 昭和31年
- 劇団「さくらんぼ」創立 挙母・西加茂吹奏楽連盟結成
- 昭和32年
- 劇団「さくらんぼ」解散
- 昭和33年
- 劇団「やまびこ」創立
- 昭和35年
- 劇団「やまびこ」解散
- 昭和37年
- 豊田市文化協会再編成始まる
- 昭和38年
- 第1回市民美術展開催
- 昭和39年
- 豊田市文化協会再編
- 昭和41年
- 市民合唱交歓会始まる
- 昭和42年
- 文協合同発表会
- 昭和43年
- 文協ニュース「ともしび」復刊
- 昭和44年
- 市民演劇音楽祭始まる
- 昭和45年
- 文協芸術祭始まる
- 昭和48年
- 第1回豊田市民総合文化祭
- 昭和51年
- 法人化趣意書起草委員会発足 第1回お茶と花と文化講演の集い
- 昭和52年
- (財)豊田文化協会設立第1準備会 豊田市少年少女合唱団結団
(財)豊田文化協会設立認可 初代理事長に泉 隆夫氏就任 - 昭和53年
- (財)豊田文化協会設立を祝う会
- 昭和54年
- 第1回新春百人一首大会
- 昭和55年
- 二代理事長に奥村 清氏就任 (財)豊田文化協会機関紙「衣」発刊
- 昭和56年
- 第1回第九交響曲演奏会
- 昭和58年
- 豊田市少年少女合唱団沖縄交歓演奏会
- 昭和61年
- 三代理事長に加納良男氏就任 第1回豊田ジョイントコンサート
- 平成元年
- 国際文化交流事業 第1回とよたビデオコンテスト
- 平成2年
- 機関誌「とよた文協」創刊 市民ファミリーミュージカル 挙母薪能
- 平成3年
- 豊田市文化使節団、デトロイト市派遣 市民ギャラリーオープン記念行事
- 平成4年
- 四代理事長に澁谷 朗氏就任
- 平成6年
- 文化情報番組「文協アワー」放映開始
- 平成7年
- 協会創立50周年記念事業
- 平成8年
- 豊田市ジュニアマーチングバンド結団 豊田市ジュニアオーケストラ結団
- 平成9年
- 豊田市少年少女合唱団英国親善演奏会
- 平成10年
- 豊田市ジュニアマーチングバンド米国親善演奏会
(財)豊田市文教施設協会
- 昭和50年
- (財)豊田市文化施設管理協会設立(文化芸術センター管理) 豊田市文化芸術センター竣工
- 昭和51年
- (財)豊田市青少年教育協会設立(総合野外センター管理)
- 昭和55年
- (財)豊田市文化施設管理協会と(財)豊田市青少年教育協会を統合し、
(財)豊田市文教施設協会設立(文芸センター、公民館(13館)始め16施設の管理)
初代理事長に大竹千明氏就任/地域文化広場テニスコートオープン/美里、逢妻公民館オープン - 昭和56年
- 協会シンボルマーク決定/地域文化広場オープン/若園公民館オープン
市民文化会館オープン/勤労者野外活動施設オープン - 昭和57年
- 猿投コミュニティセンターオープン/青少年センターオープン/地域文化広場に運動広場オープン/
野外センターに天体観測場、六所山に展望台完成 - 昭和58年
- 梅坪公民館オープン/地域文化広場に茶室「けやき亭」「毛受庵」設置
猿投コミュニティセンター・武道場オープン/高橋公民館にテニスコートナイター設置/
石野運動広場オープン - 昭和59年
- 保見公民館移転新築、オープン/前林公民館オープン/総合野外センター利用者50万人達成
地域文化広場利用者100万人達成 - 平成19年
- 昭和60年 産業文化センターオープン/崇化館公民館オープン/高橋コミュニティセンターオープン
総合野外センターに山の資料館設置/石野公民館増築 - 昭和61年
- 猿投コミュニティセンター利用者100万人達成/松平コミュニティセンターオープン
柳川瀬公園体育館オープン/地域文化広場におもちゃの科学館オープン/猿投棒の手ふれあい広場オープン/
美里、逢妻公民館増築 - 昭和62年
- 益富公民館オープン/教職員会館オープン/朝日丘公民館増築
- 昭和63年
- 加茂川公園にプール設置/上郷コミュニティセンターオープン
- 平成元年
- 竜神公民館に多目的ホール設置/猿投コミュニティセンター利用者200万人達成/
梅坪台公民館増築/二代理事長に木下隆平氏就任 - 平成2年
- 保見、前林公民館に多目的ホール設置/保見運動広場にテニスコート設置/末野原公民館オープン
総合野外センターに多目的ホール設置/猿投台公民館オープン - 平成3年
- 高岡公園体育館オープン/棒の手ふれあい広場に運動広場オープン/若園公民館増築/市民ギャラリーオープン
- 平成4年
- 高岡コミュニティセンターオープン/三代理事長に可知 功氏就任
- 平成5年
- 猿投北公民館オープン/猿投コミュニティーセンター増築/高橋公民館新築オープン
- 平成6年
- 産業文化センター利用者500万人達成/教職員会館研修館改修
- 平成7年
- 豊南公民館新築オープン/末野原公民館に多目的ホール設置
- 平成8年
- 梅坪台公民館増築
- 平成9年
- 石野公民館新築オープン
- 平成10年
- コンサートホール・能楽堂オープン/益富公民館改修
(財)豊田市文化振興財団
- 平成11年
- (財)豊田市文化振興財団設立 初代理事長に澁谷 朗氏就任
- 平成12年
- 財団シンボルマーク決定
- 平成14年
- 公民館を交流館に改称/竜神交流館改築オープン
総合野外センター/少年自然の家新築 - 平成15年
- (財)豊田市青少年活動協会の解散により、業務を引き継ぐ
- 平成16年
- 青少年センター 東梅坪町に移転
- 平成17年
- 美里、朝日丘交流館 移転新築オープン
- 平成18年
- 二代理事長に天野克之氏就任/指定管理者制度発足/藤岡ふれあいの館オープン/
足助・小原・下山・藤岡交流館 管理開始 - 平成19年
- 旭交流館 管理開始/保見交流館 移転新築オープン
- 平成22年
- 逢妻交流館 移転新築オープン/稲武交流館 管理開始
公益財団法人 豊田市文化振興財団
- 平成23年
- 公益財団法人 豊田市文化振興財団へと移行 初代理事長に今井康夫氏就任/藤岡南交流館 管理開始
- 平成24年
- 財団ロゴマーク決定
- 平成25年
- 輝くぶんしん職員の心得10か条決定
- 平成27年
- 青少年センターが産業文化センター内に移転リニューアルオープン/
放課後児童クラブ(北東部ブロック)、飯野地区子どもの居場所づくり事業運営開始/
二代目理事長に大山輝美氏就任 - 平成28年
- 浄水交流館オープン(浄水中学校と合築)/前林交流館 移転新築オープン/
巴ヶ丘小学校放課後児童クラブ運営開始 - 平成29年
- 豊田市歌舞伎伝承館オープン(小原交流館に併設)/御蔵小学校放課後児童クラブ運営開始
- 平成30年
- とよたシニアアカデミー運営開始
- 令和元年
- 三代目理事長に小島洋一郎氏就任
- 令和2年
- 藤岡交流館 移転新築オープン
所在地
文化部
青少年部
総務部
公益経営戦略ビジョン
文化及び芸術の振興
1 文化芸術に触れる機会の提供
-
①施設の特色を活かした魅力ある事業の推進
音楽・美術・舞台などあらゆるジャンルの事業に 取り組み、新たな感動の機会を提供する。
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①施設の特色を活かした魅力ある事業の推進
音楽・美術・舞台などあらゆるジャンルの事業に 取り組み、新たな感動の機会を提供する。
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①施設の特色を活かした魅力ある事業の推進
音楽・美術・舞台などあらゆるジャンルの事業に 取り組み、新たな感動の機会を提供する。
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①施設の特色を活かした魅力ある事業の推進
音楽・美術・舞台などあらゆるジャンルの事業に 取り組み、新たな感動の機会を提供する。
2 次代を担う子どもたちの豊かな感性の育成
-
①継続的な活動機会の提供
舞台芸術・音楽活動などを継続的に行うことにより、 技術のみならず豊かな感性を育む。
-
②伝統文化の担い手の養成
子どもを対象に伝統芸能などの教室や発表の場を設け、 国や地元の文化を継承する担い手を育む。
3 市民の文化活動や交流の推進と地域創生
-
①市民文化団体の支援
市民や文化団体と共働事業を推進し、 市民の自立した文化活動を支援する。
-
②文化的コモンズの実現
文化を楽しむ人同士が横のつながりを持つ場となり、 文化の融合や新たな広がりをサポートする。
-
③本市の魅力創造や市民の
誇りを醸成する事業の実施地域の文化資源を活用した事業を展開したり、地域の 文化的行事の先進事例を紹介し、発展をサポートする。
-
④地域文化コーディネーター・
アートサポーターの養成文化芸術を通じて人と人、企業、団体をつなぎ、 地域を巻き込む文化的なキーパーソンを育む。
青少年の健全な育成の推進
1 育成段階に応じた事業展開
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①感動や発見の創出
体験を通して興味の分野を広げ、 青少年の可能性を開拓する。
-
②考える力の醸成
プロセス重視型の事業を展開し、 青少年主体性・自主性を育む。
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③社会参画の促進
青少年の培った知識や能力を社会のために 活かす仕組みづくりをする。
2 多様な主体との共働の推進
-
①地域力の活用
団体や個人の「得意」を活かした事業の実施及び 各種団体同士の連携を図る。
-
②学生力の活用
学校・学生・部活動・サークルと連携し 事業を実施する。
-
③企業力の活用
企業、NPO等と積極的に連携し、 専門性の高い事業を実施する。
3 活躍機会の提供
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①ボランティアの機会の提供
ボランティアの喜び、楽しさを知ってもらうために、 ボランティア活動の場を提供する。
-
②指導者の活躍の応援
指導者を支援するとともに、次代の担い手となる 指導者を育成する。
生涯学習活動の推進
1 個性豊かな地域社会の実現
-
①多世代が暮らしやすい地域づくりへの支援
様々な世代が活躍できる環境をつくるため、 連携や支援を進める。
-
②地域特性を活かした交流館運営の推進
地域資源や情報を積極的に収集し、地域のニーズや 課題にマッチした交流館運営を推進する。
-
③地域コミュニティ活動を通じた地域の担い手づくり
多様な主体が楽しみながらまちづくりに関わる 環境づくりに取り組む。
2 市民の活躍支援機能の強化
-
①魅力ある学び・交流・活動機会の提供
学びを通じて教養を高めるとともに、生きがいづくりの 機会を提供する。
-
②新たな利用者の開拓による活動の活性化
様々な主体と連携し、新たな施設利用・ 市民活動の促進を図る。
-
③市民の社会や地域での活躍の支援
仲間との交流を深め、社会や地域で 活躍するきっかけを作る。
-
④市民の「やる気」支援機能の強化
地域から信頼される交流館を目指し、 支援機能の強化を図る。
信頼される財団運営
1 公益経営の強化
-
①指定管理施設の施設運営体制の維持
安全・安心な施設運営により行政や市民の信頼の下、 継続した受託体制を構築する。
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②財団の存在をアピールする広報宣伝活動の推進
事業や業務内容を広く発信し、財団の知名度を向上させ、財団の理解者を増やすことで賛助会員の拡大 ・協賛金の獲得につなげる。
-
③第三者委員会の活用
専門家、市民、行政による委員会等を活用し、 公益法人としての役割・責任を果たす。
-
④持続可能な開発目標(SDGs)
とよたSDGsパートナーとして、SDGs達成に向けた 活動を実施する。
2 職員の活躍できる環境づくり
-
①財団の求める職員像に向けた人財育成
階層別研修に基づいた「接遇」「CS」研修及びコーディネート能力の向上など継続的に研修を重ねることに よって人財を育成する。
-
②伝統文化の担い手の養成
OJTによる指導、外部研修の参加など積極的に取り 組むことで職員の専門性を高める。
-
③信頼信用の組織づくり
業務改善計画に沿った取組を継続して実施すること により、コンプライアンスの意識を高め、予防と早期 是正を図り、公平・公正な組織を維持する。
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④生涯を通して働ける、活躍できる組織体制の整備
ワーク・ライフ・バランスのとれた働きやすい 職場環境を整備する。
女性活躍推進法に基づく行動計画
個人情報保護方針
個人情報に関する関係法令及び当財団個人情報保護規程を遵守し、実施するあらゆる事業において、個人情報を慎重に取り扱います。
個人情報の利用目的をできる限り特定し、目的達成に必要な範囲を超えて個人情報を取り扱いません。適正かつ公平な手段によって、個人情報を取得します。
個人情報の漏えい、滅失、き損の防止その他の安全管理のために必要かつ適切な措置を講じます。
法令に定めのある場合を除き、個人データ−を、本人の同意を得ることなく、第三者に提供しません。
個人情報に対し、本人から開示・訂正・追加・削除・利用停止を求められたときは、適切かつ迅速に対応します。
個人情報の取扱いに関する苦情があったときは、適切かつ迅速に対応します。
職員に対し、個人情報の保護および適正な管理について研修を実施し、日常業務における個人情報の適正な取扱いを徹底します。
個人情報の取扱いについては、継続して改善に取り組みます。
平成23年4月1日制定
公益財団法人 豊田市文化振興財団